【写真:Getty Images】
ヴァンフォーレ甲府に2年在籍したMF中村亮太朗が、2022シーズンより鹿島アントラーズでプレーすることが決まった。そんな同選手の昨季におけるハイライトは、J2リーグ第41節、敵地でのレノファ山口戦。凄まじいゴールを叩き込んでいる。
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甲府はこの試合で、山口を前に苦戦を強いられていた。GK河田晃兵のファインセーブもありなんとか耐えていたものの、いくつも決定的なシーンを作り出されている。
しかし、そんなチームを途中出場の中村が救い出した。
出場からわずか4分後の74分、中村は敵陣深くで相手のパスミスを拾う。そして右足アウトサイドでボールを動かしDFを剥がすと、最後はペナルティーアーク手前から右足を一振り。目が覚めるほどパワフルなシュートはゴール右上隅という完璧なコースに突き刺さった。これが決勝点となり、甲府は敵地で勝ち点3を得ている。
中村はこれが2021シーズンにおけるJ2リーグでの4得点目となり、前シーズンの3得点を上回ってキャリアハイを更新することになった。チームとしては惜しくもJ1昇格を逃したが、個人としてはまずまずの結果になったと言えるはずだ。
そして迎える新シーズンは、上記した通り鹿島でプレーする。J1はこれが初挑戦となるが、果たして爪痕を残せるか。24歳の新たな冒険に注目だ。