【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表FWアントニー・マルシャルは、セビージャへの移籍の可能性が消滅したとみられている。スペイン紙『マルカ』が伝えた。
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マルシャルは今季のユナイテッドで出場機会が激減し、プレミアリーグでの先発出場はわずか2回。冬の移籍市場で他クラブへ移ることを希望していると報じられ、ラルフ・ラングニック暫定監督も放出の可能性を認めていた。
特に有力な移籍先候補だと報じられていたクラブがセビージャだ。だがスペイン紙によれば、セビージャはすでにマルシャルへの関心を失っており、モンチSD(スポーツディレクター)も1週間以上前からユナイテッドとの連絡を取っていない状況だという。
交渉が進まなかった理由は、ユナイテッド側が金銭面の要求を引き下げなかったことにあるとされている。レンタルでの獲得を望むセビージャに対し、ユナイテッドはマルシャルの給与の半額負担に加えてレンタル料の支払いを要求していたが、セビージャ側には冬の移籍市場でそれほどの出費を行う意思はなかったとのことだ。
2シーズン前にはプレミアリーグで17得点を挙げるなど、ユナイテッドでも十分な実力は証明してきたマルシャル。再び力を発揮する環境を見つけることはできるのだろうか。
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