【写真:Getty Images】
リバプールの日本代表MF南野拓実は負傷からの復帰を果たしたが、13日のアーセナル戦に先発起用されるかどうかはコンディション次第となるかもしれない。現地メディアが見通しを示した。
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南野は年末年始にかけて行われたプレミアリーグのレスター・シティ戦、チェルシー戦では負傷のためベンチ外に。だが9日に行われたFAカップ3回戦のシュルーズベリー・タウン戦に後半開始から交代出場して復帰を果たした。
今季前半戦もなかなか出場機会を得られない状況が続いていたが、この時期にはチームにとって重要な役割を担うことが以前から予想されていた。主力FWのモハメド・サラーとサディオ・マネが、それぞれエジプト代表、セネガル代表としてアフリカ・ネーションズカップに出場するためチームを離れたことがその理由だ。
ユルゲン・クロップ監督もシュルーズベリーとの試合後に、南野への期待の高さを示した。「彼が戻ってきてくれたことは我々にとって非常に、非常に重要だ。前線の2人がいない状況でこれからたくさんの試合があるからね。我々には彼がどうしても必要なんだ」と監督は語っている。
現地時間13日には、カラバオ・カップ(リーグ杯)準決勝1stレグのアーセナル戦が行われる。南野にとってはこれまで3試合全てに先発して4ゴールを挙げている“主戦場”の大会であり、DF冨安健洋との日本人対決の可能性にも期待が高まる。
だが地元紙『リバプール・エコー』は、南野はアーセナル戦で先発候補の一人だと予想しながらも、クロップ監督は起用を決断するかどうか迷うことになるという見通しを示している。シュルーズベリー戦は「リハビリ」だったと監督も表現していたように、まだ負傷明けでコンディションが万全ではない可能性があることがその理由だ。
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