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内容は完敗。マンチェスター・ユナイテッドが抱える問題は? 無失点に抑えられたのは幸運で…【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 安洋一郎 photo by Getty Images

 FAカップ3回戦、マンチェスター・ユナイテッド対アストン・ビラが現地時間10日に行われ、1-0でホームチームが勝利した。ユナイテッドは3日にホームで行われたウォルバーハンプトン戦で相手に2倍以上のシュートを打たれて敗戦。それから1週間後に行われた公式戦で立て直すことはできたのだろうか(文:安洋一郎)


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【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドが現地時間10日に行われたFAカップ3回戦に登場。プレミアリーグに所属するクラブは3回戦からの参加となるが、アストン・ビラをホームに迎え入れ、早くもプレミアリーグ勢同士の対戦が実現した。

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 両軍ともにアフリカ・ネーションズカップへの選手の派遣、そして多数の怪我人を抱えていることもあり一部主力を欠いていた。そうした難しい状況の中で起用できるベストメンバーをピッチに送り出している。

 試合は8分、CKの流れからフレッジがエリア内にクロスを送り、これをスコット・マクトミネイがヘディングで合わせてユナイテッドが幸先よく先制に成功した。

 だが、ユナイテッド側からするとこの試合のピークはここまでだった。

 前半こそ61%のボール保持率を記録したが、後半は逆にアストン・ビラに54%ボールを握られ、長時間に渡って自陣に押し込まれる展開が続いた。シュートこそ計19本放ったが、そのおよそ半分がエリア外からのミドルシュート。ビラの守備陣を崩し切る形はほとんど見られなかった。

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