26位:ブンデスリーガ優勝を経験
【写真:Getty Images】
MF:長谷部誠(ヴォルフスブルク)
最高市場価値:500万ユーロ(約6億円)
更新日:2010年7月16日(当時26歳)
静岡の藤枝東高校でプレーしていた長谷部誠は、同校卒業と同時に浦和レッズへ加入した。1年目は公式戦出場がたったの1試合に留まったものの、2年目より出場機会が増加。そして3年目には鈴木啓太とダブルボランチを組むなど主力の座に躍り出ており、チームのJ1リーグ2ndステージ優勝などに貢献している。その活躍が認められ、シーズン後には自身初のベストイレブン選出を果たすことになった。
浦和で日本を代表するMFに成長した長谷部誠は、2008年1月に海外移籍。新天地はドイツのヴォルフスブルクだった。すると長谷部は加入後すぐにファーストチョイスに。そして在籍2年目となった2008/09シーズンには、クラブの史上初となるブンデスリーガ優勝に大きく貢献。日本人選手が同リーグ優勝を経験するのは、奥寺康彦氏以来31年ぶりの快挙となった。
翌2009/10シーズンも長谷部は主力として奮闘した。自身初となるチャンピオンズリーグ(CL)の舞台では全試合に出場し、ブンデスリーガではキャリアハイとなる1得点6アシストをマークしている。そのシーズン終了後、自己最高となる市場価値500万ユーロ(約6億円)を記録することになった。
【了】