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史上最高額の日本人は誰だ? サッカー選手歴代市場価値ランキング26~30位。ル・マンの太陽にブンデスリーガ制覇を経験した男も!

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

29位:フランスで大活躍

松井大輔
【写真:Getty Images】



MF:松井大輔(ル・マン)
最高市場価値:450万ユーロ(約5.4億円)
更新日:2008年5月5日(当時26歳)

 高校サッカーの名門・鹿児島実業高校卒業後に京都パープルサンガに加入した松井大輔。プロ1年目からコンスタントに出場機会を得ると、2年目の2001シーズンには背番号を10に変更し、クラブのJ1昇格に貢献した。さらに翌2002シーズンには、後にマンチェスター・ユナイテッドの一員となるパク・チソンらと共に京都を初の天皇杯優勝へと導く活躍を見せている。

 2004年には初の海外挑戦を決断。新天地は当時フランス2部にいたル・マンだった。松井は非凡なドリブルセンスなどを武器に加入後すぐに主力となると、1年目で1部昇格に大きく貢献。そのプレーぶりが評価され、サポーターからは『ル・マンの太陽』と呼ばれた。その後も松井はル・マンに欠かせぬチャンスメーカーとして奮闘。多くの記憶を現地のサポーターに残した。

 市場価値は、リーグ・アンで5得点6アシストを記録し、クープ・ドゥ・フランスでベスト4入りに貢献した2007/08シーズン中にキャリアハイを更新。450万ユーロ(約5.4億円)という金額だった。ちなみにフランスの地で市場価値が5億円を超えた日本人選手は松井が初めてである。

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