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リバプール17歳FWは「特別な子供」。一方で南野拓実は? 復帰戦のパフォーマンスは…【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 編集部 photo by Getty Images

FAカップ3回戦、リバプール対シュルーズベリー・タウンが現地時間9日に行われ、4-1でホームチームが勝利。イングランド3部のチームを相手にリバプールは若手選手7人をスタメン起用し、格下を一蹴した。負傷から復帰した日本代表MF南野拓実は、後半から途中出場している。(文:阿部勝教)

若手選手が躍動

0110-リバプール
【写真:Getty Images】

 1月2日に行われたプレミアリーグ第21節のチェルシー戦をユルゲン・クロップ、アリソン・ベッカー、ジョエル・マティプ、ロベルト・フィルミーノの4名が新型コロナウイルス陽性反応のため欠場した。

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 クロップ、マティプ、フィルミノの3名はチームに復帰したが、現在はモハメド・サラー、サディオ・マネ、ナビ・ケイタの3選手がアフリカネーションカップ参戦のためチームを離脱。多くの主力選手が問題を抱えているリバプールは、イングランド3部所属のシュルーズベリー・タウン相手に若手選手7人をスタメン起用し、この試合に臨んだ。

 若手選手中心のリバプールは序盤からペースを掴み、相手ゴールに迫った。しかし、なかなか決めきれずにいると、一瞬の隙を突かれて失点。格下相手に先制点を許してしまった。

 だが、失点後もペースを掴み続けたホームチームはここから反撃に出る。

 失点から7分後の34分に17歳のカイド・ゴードンが左足で決めて同点に追い付くと、44分には相手DFのハンドによりPKを獲得。これをファビーニョが冷静に沈め、10分間で2得点を決めた。

 前半の内に逆転に成功したリバプールは、後半開始から南野拓実を投入する。前半同様に立ち上がりから主導権を握ると、77分には途中出場のフィルミーノがオシャレにヒールで決めて3点目。さらに、後半アディショナルタイムにはファビーニョがこの日2点目を決め、シュルーズベリー・タウンを4-1で下した。

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