【写真:Getty Images】
【日ノ本学園 0-3 神村学園 全日本高校女子サッカー選手権決勝】
全日本高校女子サッカー選手権決勝の日ノ本学園(兵庫)対神村学園(鹿児島)戦が9日に行われ、3-0の勝利を収めた神村学園が優勝を飾った。
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日ノ本学園は7大会ぶり4度目の優勝を、神村学園は16大会ぶり3度目の優勝を目指して決勝に進出。ともに全国制覇を経験している強豪同士がノエビアスタジアム神戸で激突した。
緊迫した攻防の繰り広げられた前半は両チーム無得点で折り返す。後半に入って試合が動きはじめ、お互いにゴールに迫るチャンスが増えてきたところで、65分にはついに均衡が破られた。
前半途中から交代で出場していた神村学園のMF稲田雛が敵陣内右タッチライン際でボールを奪うと、そのまま自らゴールへ向かう。エリア右に入ったところから左足で正確かつ強烈なシュートを放ち、ゴール左上隅の完璧なコースへと突き刺した。
さらに神村学園は85分、ショートカウンターから主将のMF愛川陽菜がスルーパスを受けてゴール前に抜け出し、GKとの1対1から冷静にグラウンダーのシュートを流し込む。大きな追加点を奪って優勝を引き寄せた。
最後は後半アディショナルタイム、1年生MF三冨りりかが4試合連続となるゴールを決めて決定的な3点目。神村学園が16年ぶりの日本一に輝くとともに、インターハイと合わせて夏冬連覇の偉業を成し遂げた。
【得点者】
65分 0-1 稲田雛(神村学園)
85分 0-2 愛川陽菜(神村学園)
90+1分 0-3 三冨りりか(神村学園)
【了】