1993年に開幕したJリーグは今年で30周年の節目を迎えた。川崎フロンターレでは、これまでに多くのレジェンドたちが活躍してきた。今回は、数々の伝説の選手から5人を厳選して紹介する。
クラブ一筋の“ミスターフロンターレ”
【写真:Getty Images】
DF:伊藤宏樹
生年月日:1978年7月27日
リーグ通算成績:390試合9得点
主な獲得タイトル:ー
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フロンターレの守備のレジェンドといえば、“ミスターフロンターレ”、伊藤宏樹が思い浮かぶ。2001年に立命館大学から入団した彼は、2013年の現役引退までフロンターレ一筋を貫いている。
プロ1年目で開幕からピッチに立った伊藤は、レギュラーに定着。4シーズンをJ2で戦ったあとの2005年には、フロンターレのキャプテンとしてJ1に挑戦した。2014年にはJリーグ功労賞を受賞。選考理由の一つは「クラブの社会貢献活動にも企画段階から加わりJリーグ、クラブの理念を率先して推進してきた」というものだった。
プロキャリア13年間で獲得したタイトルは、2004年のJ2を除けばゼロ。「それだけが残念で申し訳ない気持ち」と本人がコメントしていたが、伊藤らが築いた土台の上に、今のフロンターレが存在する。