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バルセロナ、最悪の補強は…歴代ガッカリ高額移籍5人。総額376億円、大金を無駄にした男たち

シリーズ:歴代ガッカリ高額移籍5人 text by 編集部 photo by Getty Images

1年で帰ったウクライナ人CB

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【写真:Getty Images】



DF:ドミトロ・チグリンスキー
生年月日:1986年11月7日
移籍金:2500万ユーロ(約30億円)
在籍期間:09年夏~10年夏
リーグ戦成績:12試合0得点0アシスト


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 バルセロナはペップ・グアルディオラが監督に就任した08/09シーズン、UEFAチャンピオンズリーグ、ラ・リーガ、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の3冠に輝いた。すべてを勝ち取ったチームはさらなる強さを求め、ズラタン・イブラヒモビッチやドミトロ・チグリンスキーらを獲得している。

 ウクライナ代表DFのチグリンスキーがバルセロナに加わったのは22歳のとき。189cmの長身を活かしたパワフルなディフェンスを得意とするセンターバックだったが、バルセロナのスタイルとは合わなかった。主将のカルレス・プジョルと新進気鋭のジェラール・ピケのコンビからプレータイムを奪うことができず、1年でチームを去った。獲得に2500万ユーロ(約30億円)を要したが、1年後に1500万ユーロ(約18億円)でシャフタール・ドネツクに返却することとなった。

 チグリンスキーはシャフタール復帰後も苦しい時間を過ごした。ウクライナのドニプロを経て16/17シーズンからはAEKギリシャのアテネでプレー。21/22シーズンからは同じくギリシャのイオニコスFCでプレーすることとなった。

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