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史上最高額の日本人は誰だ? サッカー選手歴代市場価値ランキング16~20位。今や日本代表不動の快速自慢にドイツで愛された名DFも!

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

16位:ドイツで愛された男

内田篤人
【写真:Getty Images】



DF:内田篤人(シャルケ)
最高市場価値:900万ユーロ(約10.8億円)
更新日:2015年2月4日(当時26歳)

 2006年に鹿島アントラーズへ加入し、高卒ルーキーながら1年目でスタメンに定着。2008シーズンにはJリーグベストイレブンに選出され、史上初となるJ1リーグ3連覇に貢献するなど、内田篤人は瞬く間に日本を代表するサイドバックへと成長を遂げていた。

 そしてブラジルワールドカップ終了後、活躍の場をドイツのシャルケへ。ここでは加入から間もなくしてレギュラーに定着し、新天地1年目ながらDFBポカール制覇、チャンピオンズリーグ(CL)ベスト4進出などに貢献。日本人がCL準決勝の舞台に立つのは内田が初めてのことだった。その後も内田はシャルケで印象的なパフォーマンスを披露。現地では「ウッシー」としてとても愛されていた。

 鹿島退団時500万ユーロ(約6億円)だった市場価値は、シャルケ加入後に大きくアップ。2015年2月には自己最高額となる900万ユーロ(約10.8億円)を記録していた。ちなみに日本人DFの市場価値が10億円を超えたのは、当時インテルに所属していた長友佑都以来、2人目のことだったようだ。


【了】

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