100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で、最も高い市場価値を記録した日本人は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した最高市場価値ランキングを紹介する。※所属クラブは当時、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
20位:日本の守備の要
【写真:Getty Images】
DF:吉田麻也(サウサンプトン)
最高市場価値:700万ユーロ(約8.4億円)
更新日:2018年1月2日(当時29歳)
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2007年、当時18歳で名古屋グランパスのトップチームに昇格し、1年目からまずまずの出番を確保。2年目にはドラガン・ストイコビッチ監督の信頼を掴み、レギュラーに定着した。そして2009シーズン終了後には、活躍の場をオランダのVVVフェンロへ。ここでは加入当初こそ怪我の影響で出番を得られなかったが、2010/11シーズン途中より主力の一員となっている。
ロンドン五輪終了後にはイングランドのサウサンプトンに移籍した。1年目はプレミアリーグ初挑戦ながら32試合に出場し、残留に貢献。2016/17シーズン終了後には地元紙『デイリー・エコー』主催のサウサンプトン年間最優秀選手投票で2位に輝いている。最終的に同クラブには8年在籍し、公式戦194試合出場という数字を残しているなど、確かな存在感を示した。
VVVフェンロ退団時は125万ユーロ(約1.5億円)となっていた市場価値は、サウサンプトン加入後どんどんと上昇。そして2018年1月に、自己最高額となる700万ユーロ(約8.4億円)を記録した。その後2019年6月まで同額をキープし続けていた。