驚異の18歳
【写真:Getty Images】
DF:ジョルジョ・スカルヴィーニ(U-21イタリア代表/アタランタ)
生年月日:2003年12月11日(18歳)
今季リーグ戦成績:5試合0得点0アシスト
市場価値:200万ユーロ(約2億円)
10歳でブレシアの下部組織に入団し、2015年よりアタランタ下部組織にプレーの場を移した。一昨年にはわずか16歳でセリエAのベンチ入りを経験。そして今季は念願のセリエAデビューを果たすなど、驚異的なペースで成長を遂げている。「新たな(アレッサンドロ・)バストーニになる」とアタランタ指揮官ジャン・ピエロ・ガスペリーニからも大きな期待を寄せられており、さらにアントニオ・ペルカッシ会長にも「彼はとても強くなるだろう」と太鼓判を押されている。
身長194cmとサイズは世界最高クラス。昨季のプリマヴェーラ1ではDFながら3ゴールをマークしているなど、その高さを活かした得点力の良さが魅力の一つだ。また大型センターバックながら水準以上のスピードも誇っていて、現代には欠かせない足元のスキルもハイレベル。実に完成度の高いCBと言っていいだろう。また、第14節ユベントス戦終了後には相手陣営につっかかっているなど、10代とは思えぬメンタリティーも。とにかく底が知れない18歳である。