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ブラジルの希望! 最強の逸材5人。17歳で名門の主力を担う超新星、ペレとネイマールを上回る若さでプロデビューを飾ったのは?

シリーズ:最強の逸材 text by 編集部 photo by Getty Images

ドリブルが魅力の「攻撃的ボランチ」

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【写真:Getty Images】


MF:ダニーロ(パルメイラス)
生年月日:2001年4月29日(20歳)
昨季リーグ戦:22試合2得点1アシスト(ブラジル・セリエA)
市場価値:1800万ユーロ(21.6億円)

 パルメイラスは2020年から2021年にかけてコパ・リベルタドーレス2連覇を達成しているが、その中で20歳のダニーロの働きは見事だった。2020年大会は13試合中11試合、2021年大会は全13試合に出場しており、国内リーグとの過密日程という難しい状況でフル稼働の活躍を披露。パルメイラスでは39歳のベテラン、フェリペ・メロがCBで起用されることが増えてきており、代わりにダニーロがボランチの定位置を確保している。

 一般的な守備的MF同様に守備時は相手DFからボールを奪取するプレーが目立つが、前線でボールを受けると持ち前の攻撃センスを存分に見せつける。特に右サイドでボールを受けるとより持ち味を発揮し、FW顔負けのテクニックを武器にレフティならではのカットインから多くの好機を演出。積極的にドリブルで仕掛けるその姿はWGの選手にしか見えない。現代サッカーにおいてはボランチの選手にもボール保持時に機動力を求められているので、近い将来にも争奪戦となる可能性が高いだろう。

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