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史上最高額の日本人は誰だ? サッカー選手歴代市場価値ランキング6~10位。歴史的優勝の立役者、日本人初の快挙を達成したのは…

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

8位:世界的名将を震撼させたのは…

0104-南野
【写真:Getty Images】



MF:南野拓実(ザルツブルク)
最高市場価値:1250万ユーロ(約15億円)
更新日:2019年12月16日(当時24歳)

 17歳の頃、セレッソ大阪でトップチームデビューした南野拓実は、2013シーズンの開幕戦でいきなりスタメンに抜擢された。さらに、第14節のジュビロ磐田戦ではプロ初ゴール。当時、大久保嘉人が保持していた同クラブのJ1最年少記録を更新した。Jリーグで目覚ましい活躍を見せた南野は、2015年1月にオーストリアのザルツブルクに加入。デビューから約2年で欧州リーグへ移籍を果たした。

 ザルツブルクでもすぐに定位置を確保した南野は、2年目の15/16シーズンに自身初となる二桁得点を記録。翌年も2年連続となる二桁得点を決め、欧州でもその実力を証明して見せた。すると、2019年10月に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ第2節のリバプール戦では圧巻のボレーシュートを叩き込んだ。ユルゲン・クロップ監督も驚きを見せたこの活躍により、同選手の市場価値は1250万ユーロ(約15億円)まで跳ね上がった。

 アンフィールドでの鮮烈な活躍により評価を高めた南野は、2020年1月にリバプールに移籍。世界的ビッグクラブの一員となった。同クラブでは出場機会は少ないが、初年度からリーグ優勝を経験した。翌年はシーズン後半からレンタル移籍に出されることとなったが、今季はEFLカップ(国内カップ)でここまで3試合4ゴールと好調。今月からモハメド・サラーやサディオ・マネがアフリカネーションズカップで離脱となるため、南野にも見せ場が回ってくるはずだ。

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