第100回全国高校サッカー選手権大会準々決勝が4日に開催されている。12時5分キックオフのカードとしては大津(熊本)対前橋育英(群馬)、東山(京都)対青森山田(青森)の2試合が行われた。
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大津対前橋育英は前半11分、最初のチャンスを物にした大津が先手を取ることに成功する。ワンツーでペナルティーエリア右へ抜け出したFW一村聖連が強烈な右足シュートを叩き込んだ。
ビハインドを背負った前橋育英はボールを持ち攻め続けたが、大津は集中力を切らすことなく残り約70分間を守り抜く。1-0で逃げ切った大津が国立の舞台へ勝ち進んだ。
ここまで2試合無失点で勝ち上がってきた東山は強豪・青森山田からも先制。前半16分、左サイドからのクロスにDF夘田大揮が合わせてファーポストからのヘディングを叩きつけた。
だが青森山田も前半アディショナルタイム、ハンドで獲得したPKをMF松木玖生が決め、同点に追いついて前半を折り返す。後半13分にはロングスローからゴール前に落ちたボールをFW渡邊星来が右足で蹴り込んで青森山田が逆転し、そのまま2-1で勝利を収めた。
初の準決勝進出を果たした大津は静岡学園(静岡)対関東第一(東京B)の勝者と対戦。4年連続決勝進出を目指す青森山田は桐光学園(神奈川)対高川学園(山口)の勝者と対戦する。
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