4位:ドイツで躍動した攻撃的MF
【写真:Getty Images】
MF:鎌田大地(フランクフルト)
最高市場価値:2500万ユーロ(約30億円)
更新日:2021年6月9日(当時24歳)
東山高校卒業後の2015年にサガン鳥栖へ加入。J1リーグ初出場となった試合でゴールを決めるなど、1年目からまずまずの出場機会を得た。そして鳥栖の一員となってからわずか2年後の2017年、鎌田大地はドイツのフランクフルトへ移籍することを決断したのである。
ただ、世界の壁は高く、フランクフルトではほとんどピッチに立つことができなかった。それでも、2018年夏に期限付きでシント=トロイデンへ移籍すると、秘めたる才能が開花。ジュピラー・プロ・リーグではMFながら12得点をマークするなど、評価を高めることになった。
そしてベルギーで自信を手にしフランクフルトに復帰すると、今度は主力に定着。2019/20シーズンのヨーロッパリーグ(EL)では10試合で6得点2アシストを記録した。そして昨季はブンデスリーガで5得点15アシストをマークと大爆発。そのシーズン終了後、市場価値はキャリアハイとなる2500万ユーロ(約30億円)を記録することになった。