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2021年日本人ベストイレブン。Jリーグから3人! 東京五輪や日本代表で輝いた最強メンバー

シリーズ:2021年ベストイレブン text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



冨安健洋(日本代表)
所属クラブ:ボローニャ→アーセナル
生年月日:1998年11月5日(23歳)
リーグ戦成績:17試合1得点0アシスト(ボローニャ)
リーグ戦成績:15試合0得点1アシスト(アーセナル)
日本代表成績:7試合0得点
東京五輪成績:3試合0得点

 夏にステップアップを決断した冨安健洋は、実力で自身の価値を証明して見せた。レギュラーとして2シーズン活躍したボローニャを離れ、夏の移籍市場が閉まるギリギリのタイミングでアーセナル加入が発表された。夏には東京五輪に参加してU-24日本代表のベスト4入りに貢献。日本代表ではセンターバック、新天地では右サイドバックとして活躍している。

 恵まれた身体能力と左右両足から放たれる精度の高いフィード能力を持つ。唯一の懸念点は過密スケジュールによる疲労からくる怪我だろう。2月には左足のふくらはぎ、5月には膝を痛めており、東京五輪では左足首を痛めた影響で2試合を欠場した。アーセナルでも12月18日のリーグ戦で右ふくらはぎを負傷している。

吉田麻也(日本代表)
所属クラブ:サンプドリア
生年月日:1988年8月24日(33歳)
リーグ戦成績:38試合3得点2アシスト
日本代表成績:9試合0得点
東京五輪成績:6試合0得点

 日本代表のキャプテンは、2021年もフル稼働だった。サンプドリアで20/21シーズンを終えると、オーバーエイジとして参加した東京五輪では全試合にフル出場。新シーズンでもクラブとA代表の両方でほとんど休むことなくプレーし続けた。

 守備の要としてのパフォーマンスもさることながら、昨年はリーダーとしての言動にも注目が集まることが多かった。東京五輪前の強化試合では危険なファウルをした相手選手に詰め寄ることで戦う姿勢を見せ、カタールワールドカップアジア最終予選でも、苦戦する日本代表を支えている。双肩にかかる負担は大きいが、それだけ頼りになるのも間違いない。

山根視来(日本代表)
所属クラブ:川崎フロンターレ
生年月日:1993年12月22日(28歳)
リーグ戦成績:37試合2得点12アシスト
日本代表成績:6試合1得点

 湘南ベルマーレで3バックの右にコンバートされた山根は、2020年に川崎フロンターレに移籍。不動の右サイドバックとして2年連続でベストイレブンに選出され、リーグ連覇の原動力となった。

 リーグ戦でのアシスト数は20年の6から倍増しており、自慢の攻撃性能にさらなる磨きをかけた年となった。日本代表ではデビュー戦となった3月の韓国代表戦でゴールを決めており、カタールワールドカップアジア最終予選でも2試合に先発している。

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