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2021年世界ベストイレブン。21歳から36歳まで、最高峰の舞台で輝いた名手たち

シリーズ:2021年ベストイレブン text by 編集部 photo by Getty Images

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【写真:Getty Images】



カイル・ウォーカー(イングランド代表)
所属クラブ:マンチェスター・シティ
生年月日:1990年5月28日(31歳)
リーグ戦成績:24試合0得点1アシスト
代表成績:12試合0得点1アシスト

 圧倒的な強さで20/21シーズンのプレミアリーグを制したマンチェスター・シティと接戦を勝ち抜きユーロ(欧州選手権)決勝まで駒を進めたイングランド代表。そのどちらにおいても、カイル・ウォーカーのディフェンス面における貢献度は非常に高かった。

 今年5月には32歳になるが、持ち前の身体能力は健在だ。今季のUEFAチャンピオンズリーグでは相手選手を蹴って退場処分を食らったことで指揮官から苦言を呈され、年末はコンディション不良で欠場が続いた。12月は後味が悪くなってしまったが、そこまでの活躍は素晴らしかった。

ルベン・ディアス(ポルトガル代表)
所属クラブ:マンチェスター・シティ
生年月日:1997年5月14日(24歳)
リーグ戦成績:38試合3得点2アシスト
代表成績:13試合0得点0アシスト

 ルベン・ディアスは在籍1年目だった昨季から堂々たるプレーでマンチェスター・シティのDFラインを統率。今季はキャプテンマークを巻く機会も多く、名実ともにシティを代表する選手となっている。

 24歳ながらその振る舞いやプレーには風格を備えている。2006年のファビオ・カンナバーロ以来となるDFからのバロンドール選出があるとすれば、この男が一番近いかもしれない。

パウ・トーレス(スペイン代表)
所属クラブ:ビジャレアル
生年月日:1997年1月16日(24歳)
リーグ戦成績:32試合1得点2アシスト
代表成績:9試合0得点2アシスト
東京五輪成績:6試合0得点0アシスト

 数字で評価することの難しいセンターバックというポジションは、勝利が最大の評価となる。その点で見るとこの男は評価すべき。高さ、スピード、キックの精度といった能力を兼ね備えるパウ・トーレスの活躍ぶりはすさまじかった。

 昨シーズンのビジャレアルではUEFAヨーロッパリーグ制覇に貢献した。シーズンが終わると、スペイン代表としてユーロ(欧州選手権)にも全6試合に出場。そして、東京五輪では全試合に先発し、銀メダルを獲得している。

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