パンデミックにより延期を余儀なくされた東京五輪(東京オリンピック)、ユーロ(欧州選手権)、コパ・アメリカ(南米選手権)が行われた2021年も幕を閉じた。今回は、2021年を彩った選手の中から、アフリカ人選手ベストイレブンを選定した。(成績は2021年12月30日時点)
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【写真:Getty Images】
モハメド・サラー(エジプト代表/リバプール)
生年月日:1992年6月15日(29歳)
リーグ戦成績:40試合24得点11アシスト
エジプト代表成績:7試合2得点3アシスト
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モハメド・サラーの活躍は皆も知るところだろう。5シーズン連続となる開幕戦ゴールを決めたサラーは、第3節のチェルシー戦からクラブ新記録となる公式戦10試合連続得点。マンチェスター・ユナイテッド戦ではハットトリックも決め、10試合で14得点の驚異的な活躍を見せた。
第4節のリーズ戦では、プレミアリーグにおいて5番目の速さで通算100ゴールを達成。今季はここまで公式戦24試合22ゴール9アシストと、圧倒的な数字を残している。今最も止められない選手となっているサラーは、ここからあとどれだけのゴールを決めるのだろうか。
セバスティアン・ハラー(コートジボワール代表/アヤックス)
生年月日:1994年6月22日(27歳)
リーグ戦成績:36試合23得点9アシスト
コートジボワール代表成績:6試合2得点0アシスト
セバスティアン・ハラーは今年1月にアヤックスに加入以降、一気にその名を世界に知らしめた。加入後すぐにスタメンの座を掴んだハラーは、20/21シーズンのリーグ戦19試合11ゴールと得点を量産。瞬く間にオランダの名門のエースとなった。
そして今季チャンピオンズリーグ(CL)デビューを果たすと、グループリーグ第1節でいきなり4ゴール。これだけでなく、グループリーグ全試合で得点を決めたハラーは、史上2人目となる快挙を達成した。今季のリーグ戦でもここまで17試合12ゴールを記録。突如ブレイクしたこのストライカーは、27歳にしてその才能が開花している。