8月に開幕した2021/22シーズンは早くも前半戦を折り返し、年明け2022年1月1日からは本格的に「冬の移籍市場」が開幕する。今回は今冬に争奪戦が起こることが予想される選手10名を厳選。それでは後半の5名を紹介していく。(成績は2021年12月27日時点)(文:安洋一郎)
2度目の欧州移籍なるか?
【写真:Getty Images】
FW:ガブリエウ・バルボーザ(ブラジル代表/フラメンゴ)
生年月日:1996年8月30日(25歳)
ブラジル代表:17試合5得点0アシスト
今季成績:18試合12得点5アシスト(ブラジル・セリエA)
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
ガビゴルの愛称でも呼ばれるガブリエウ・バルボーザも今冬の移籍が噂される選手の1人だ。16歳の時に名門サントスでプロデビューを飾り、19歳でブラジル代表デビュー、20歳でインテル移籍とスターダムに駆け上がったガビゴルだったが、1回目の欧州移籍は失敗に終わった。1年間在籍したインテル、半年間在籍したベンフィカではそれぞれ1ゴールに終わり、欧州移籍から1年半後にブラジルへと戻っていた。
母国へと復帰すると調子を取り戻し、2018年と2019年には国内リーグで得点王に輝いた。長らく招集されていなかったブラジル代表にも復帰し、21年夏に行われたコパ・アメリカ(南米選手権)にも出場した。
英『90min』によると、ブラジルで完全復活を遂げたガビゴルに対しては、ストライカー陣の去就が不透明となっているアーセナルの他、ニューカッスルやエバートン、ビジャレアル、レバークーゼンといったクラブが獲得に興味を示しているそうだ。ガビゴルと同じように1回目の欧州移籍を失敗し、フラメンゴを経て21年夏にマルセイユへと移籍したジェルソンはフランスで好成績を残している。ブラジル屈指のストライカーは元同僚に続いて欧州に2度目の移籍を果たすことになるのだろうか。