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22年冬の移籍市場で注目の10人(1)市場価値より安価での獲得が可能!?”FW王国”南米に現れた2人の新星や伸び悩む逸材も

シリーズ:移籍市場で注目の10人 text by 安洋一郎 photo by Getty Images

伸び悩む元神童

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【写真:Getty Images】


MF:デレ・アリ(元イングランド代表/トッテナム)
生年月日:1996年4月11日(25歳)
イングランド代表:37試合3得点7アシスト
今季成績:9試合1得点0アシスト(プレミアリーグ)

 かつてPFA年間最優秀若手選手賞を2年連続で受賞したデレ・アリだが、アントニオ・コンテ現体制では構想外の日々が続いている。15年夏にMKドンズからトッテナムに加入すると、マウリシオ・ポチェッティーノ監督の下でレギュラーに定着。加入2年目の2016/17シーズンはプレミアリーグで18得点9アシストという圧倒的な成績を残した。

 ポチェッティーノ政権では絶対的なレギュラーとして起用されていたが、2019/20シーズン途中にジョゼ・モウリーニョがトッテナムの監督に就任すると徐々に出場機会が減少。2020/21シーズンはプレミアリーグで15試合の出場に留まり、キャリア初の0ゴールに終わった。

 2021/22シーズン途中に監督に就任したコンテの下では殆ど出場機会を得ることができず、『Sky Sports』など複数メディアによると今冬の移籍が容認されたと報じられている。主な移籍先の候補として挙がっているのが、恩師ポチェッティーノ率いるパリ・サンジェルマン(PSG)や新オーナーが就任したニューカッスルだ。かつてプレミアリーグを席巻した逸材は新天地を求めることになるのだろうか。

【了】

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