96位:日本復帰で苦戦
【写真:Getty Images】
FW:豊川雄太(日本/セレッソ大阪)
生年月日:1994年9月9日(27歳)
市場価格:85万ユーロ(約1億円)
2021リーグ戦成績:24試合1得点1アシスト
熊本県立大津高校卒業後に鹿島アントラーズへ加入し、プロキャリアをスタート。しかし日本屈指の名門クラブでは満足いく出番を与えられず、2016年にファジアーノ岡山にレンタル移籍している。岡山では1年目から主力としてプレーし、いきなりJ2リーグで二桁得点を奪取。在籍2年目も同35試合で8得点3アシストとまずまずの成績を残している。
2018年には海外挑戦を決断。ベルギーのオイペンへ旅立った。すると2017/18シーズンの最終節ムスクロン戦で3得点1アシストと大爆発。クラブを奇跡的な残留へと導き、一躍ヒーローとなった。翌2018/19シーズンも主力としてプレーし、リーグ戦では7得点1アシストをマーク。このシーズン中、市場価値は自己最高額の170万ユーロ(約2億円)を記録することになった。
しかし、昨年にセレッソ大阪へ復帰すると苦戦。1年目はJ1で22試合5得点1アシスト、そして2021シーズンは同24試合で1得点1アシストと寂しい成績に終わってしまった。その影響により市場価値も下落が続いており、現在はオイペン時代に記録した最高額の半額となる85万ユーロ(約1億円)に落ち着いている。ここから再起はなるだろうか。
【了】