アーセナルのイングランド代表MFエインズリー・メイトランド＝ナイルズは、1月にローマへ移籍する可能性が高くなっているようだ。英紙『デイリー・メール』など複数メディアが伝えている。

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　下部組織から17歳でトップチームデビューを飾ったアーセナル生え抜きのメイトランド＝ナイルズだが、昨季は出場機会が減少。シーズン後半戦にウェスト・ブロムウィッチにレンタルされたあと、夏には移籍の希望を公言したが、結局アーセナルに残留した。

　今季のアーセナルでもリーグ戦8試合の出場にとどまっており、先発は2回のみ。11月20日のリバプール戦以来出場がなく、26日には冨安健洋らとともに新型コロナウイルス陽性判定を受けたことも明らかになった。

　苦しい状況を抜け出すため、1月には再びアーセナルを離れることになるのかもしれない。ローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が獲得を希望し、買取オプション付きレンタルの形での移籍に向けた交渉が行われていると報じられている。

　完全移籍の場合の移籍金は1000万ユーロ（約13億円）に設定されるとのこと。今後の動き次第では、6歳でのアカデミー入団から約18年間に及んだアーセナル在籍を終えることにもなりそうだ。

【了】