【写真:Getty Images】
J1のヴィッセル神戸は27日、同クラブに所属していた元日本代表FW田中順也と2022シーズンの契約を更新せず、同選手の退団が決定したことを発表した。
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「僕のヴィッセル神戸での旅路が終わりをむかえました。5年間という素晴らしい時間をヴィッセル神戸サポーターと共に過ごせたことが、何よりも幸せでかけがえのない財産となりました」と田中は退団に際しクラブを通してコメントしている。
現在34歳の田中は2009年に柏レイソルでJリーグデビュー。日本代表にも選出されるなど主力として活躍し、ポルトガルの強豪スポルティングSPでもプレーしたあと、柏への復帰を経て2017シーズンから神戸に加入した。
神戸では5シーズンでリーグ戦93試合に出場して13得点、公式戦合計126試合に出場して25得点を記録。2021シーズンはJ1で7試合の出場にとどまったが、第22節のガンバ大阪戦で決勝点を挙げたほか、最終節のサガン鳥栖戦でも交代出場から終了間際に追加点を奪った。
「5年間の思いが詰まったゴールになりました。試合に出たら必ずゴールかアシストをしたいと思っていたので、達成できて本当に嬉しかったです。そして試合後にサポーターが手拍子で応援歌を表現してくれたこと。最後の試合で自分の応援歌を聞けたことに本当に感動的でした」と田中は鳥栖戦でのゴールを振り返っている。
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