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Jリーグ 3年前

最高額のJリーガーは誰だ? サッカー選手市場価値ランキング91~95位。なぜアップしないのか… 約2年で1億円ダウン、Jリーグ最強を支える男の現在は?【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

93位:J2でのような活躍は…

1225-一美
【写真:Getty Images】



FW:一美和成(日本/徳島ヴォルティス)
生年月日:1997年11月10日(24歳)
市場価値:90万ユーロ(約1.1億円)
2021リーグ戦成績:
12試合2得0アシスト(ガンバ大阪)
18試合1得点0アシスト(徳島ヴォルティス)

 高校3年次、ロアッソ熊本の特別指定選手として登録された一美和成は、卒業後にガンバ大阪に加入。3年目となる2018シーズンの第21節、FC東京戦でトップチームデビューを果たした。しかし、1年目からガンバ大阪U-23での出場が主となっていた一美は、スタメンに定着することが出来ず、翌年に京都サンガに期限付き移籍した。

 京都サンガでシーズン序盤からスタメンの座を掴んだ一美は、J2でその才能が開花。J2リーグ戦36試合に出場し、17得点を決めた。目覚ましい活躍を見せ、自身初の二桁得点を記録したことで、このFWの市場価値は一気にアップ。1年で価格は約1.2億円アップし、自己最高となる120万ユーロ(約1.4億円)を記録した。

 翌年、横浜FCに期限付き移籍した一美は、今年1月にガンバ大阪に復帰した。しかし、復帰後もスタメンには定着することが出来ず、8月に徳島ヴォルティスに移籍を決断した。ここでは加入後すぐに出場機会を得たが、決めた得点は2点のみ。J1では京都サンガでのような活躍は出来ず、自己最高額からダウンしたこの男の市場価値は、90万ユーロ(約1.1億円)となっている。だが、再び輝きを取り戻すことが出来れば、自己最高額を更新する日も遠くはないだろう。

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