Jリーグ屈指のプレーメイカー。鹿島が生んだ最高の司令塔
【写真:Getty Images】
MF:小笠原満男(鹿島アントラーズ)
生年月日1979年4月5日(当時30歳)
2009年リーグ戦成績:32試合3得点
Jリーグ屈指のプレーメイカーといえば小笠原満男の顔を思い浮かべる人も多いだろう。鹿島が生んだこのMFは間違いなく日本サッカー史に残る選手である。
基本データは2009年。06/07シーズンのセリエA・メッシーナでの欧州挑戦から帰国後、鹿島のJリーグ史上初となる3連覇に貢献して自らMVPに選出された伝説的なシーズンである。
能力値では、「パス」「テクニック」の項目はやはり高い数値となっている。パス、シュートは精度が高く、プレースキックも秀逸だった。またそのほかには「IQ」と「守備力」も特徴的である。
試合中のチャンスやピンチの場面には常に中心に立ちチームを最善に導くなど状況判断能力に優れ、攻撃的MFでありながらボール奪取能力は日本屈指の実力を誇っていた。