今では世界に通用するスポーツとなった日本サッカー。世界中が最も注目する競技の中で、日本代表チームはこれまでに数多くの選手たちが支え、発展させてきた。今回は日本サッカー界が生んだ偉大な選手たちについて、フットボールチャンネル編集部が独自の方法で算出した能力値を紹介する。
最強ドリブラー。歴代最高の“ブラジルが生んだ日本代表”
【写真:Getty Images】
DF:三都主アレサンドロ(清水エスパルス)
生年月日1977年7月20日(当時22歳)
1999年リーグ戦成績:30試合11得点
ブラジルからの帰化選手は数多く存在するが、その代表格であり最も素晴らしい成績を残したのが三都主アレサンドロである。「アレックス」の愛称で親しまれ、00年代の日本サッカーの最前線で活躍した選手である。
基本データの対象は1999年のもの。この年、左サイドのレギュラーに定着して圧巻の活躍を披露。清水エスパルスの2ndステージの優勝に加えて年間勝ち点1位に大きく貢献してMVPに選出されたシーズンである。
能力値では、やはり「ドリブル」が最高値。その数値は80を超える世界レベルの評価であり、当時の日本サッカー界には太刀打ちできる選手は存在しないといえるほど異次元の力を持っていた。
そのほかにも高精度のシュートやフリーキックでも得点を狙える力を持つだけに「テクニック」でも高い数値を記録した。