ドイツ最強の中盤。2000年代の「小皇帝」
【写真:Getty Images】
MF:ミヒャエル・バラック(レバークーゼン/ドイツ代表)
生年月日1976年9月26日(当時24歳)
01/02シーズンリーグ戦成績:29試合17得点8アシスト
ドイツ代表通算98試合42得点
主な獲得タイトル:ブンデスリーガ4回、プレミアリーグ、FAカップ3回
2000年代に入ると、サッカー界にはまたも新たな「皇帝」が誕生した。東ドイツ生まれの「小皇帝」、ミヒャエル・バラックである。
基本データはレバークーゼンのエースとして旋風を巻き起こし、ブンデスリーガとUEFAチャンピオンズリーグでともに準優勝となった01/02シーズンである。この躍進で自らもドイツ年間最優秀選手、UEFA年間最優秀MF賞を受賞した。
能力値を見ても、「小皇帝」の名にふさわしい力を持っていることがわかる。攻撃的MFでありながら、「守備力」は65を記録。さらに「攻撃力」は85を数え、「パス」の精度も90を超える数値となった。
その後、バイエルン、チェルシーと世界最高級のクラブで活躍を続けたバラック。00年代にかけて、ドイツの中盤で攻守に圧倒的な存在感を示し続けた。