84位:日本の未来を担える点取り屋
【写真:Getty Images】
FW:上田綺世(日本代表/鹿島アントラーズ)
生年月日:1998年8月28日(23歳)
市場価格:90万ユーロ(約1.1億円)
2021リーグ戦成績:30試合14得点1アシスト
法政大学のエースとして活躍していた上田綺世は、2019年に2021シーズンからの鹿島アントラーズ加入内定を掴み取っていた。しかし、日本代表として臨んだコパ・アメリカ2019終了後に法政大サッカー部を退部し、前倒しで常勝軍団の一員となることを決断。プロ1年目はJ1で4得点という成績だったが、2年目には早くも同10得点をマークするなど存在感を示した。
そして迎えた2021年。U-24日本代表として臨んだ東京五輪(東京オリンピック)では林大地にファーストチョイスを奪われるなど不完全燃焼となったが、鹿島では非凡なパフォーマンスを披露。とくに後半戦に爆発し、最終的にはキャリアハイとなるリーグ戦14得点を叩き出した。
そんな上田の市場価値は2019シーズン終了時点で50万ユーロ(約6000万円)だったが、J1で二桁得点をあげた2020シーズン終了後に80万ユーロ(約9600万円)まで一気に上昇。現在はそこからさらにアップし、自己最高額の90万ユーロ(約1.1億円)となっている。しかし、日本の未来を担える男の評価はまだまだ上がっていくはずだ。