100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で市場価値の高い Jリーガーは誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版を紹介する。※市場価値、成績は11月30日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
85位:成長中の守備職人
【写真:Getty Images】
DF:荒木隼人(日本/サンフレッチェ広島)
生年月日:1996年8月7日(25歳)
市場価格:90万ユーロ(約1.1億円)
2021リーグ戦成績:36試合2得点1アシスト
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関西大学卒業後の2019年にサンフレッチェ広島へ加入。J1の舞台では当初こそなかなか出番を得られなかったが、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で存在感を示したことにより、シーズン中盤戦より3バックのレギュラーに定着している。その活躍が認められ、同年11月にはキリンチャレンジカップに臨む日本代表メンバーにも招集されていた。
2020シーズンも主力としてプレーし、J1では33試合でフル出場を達成している。そして背番号を「4」に変更した今季もレギュラーの座を守り抜いており、リーグ戦では36試合に出場。ゲームキャプテンを経験し、キャリアハイとなる3得点に絡む活躍も見せた。
市場価値はブレイクした2019シーズン終了後に70万ユーロ(約8000万円)に到達。その後新型コロナウイルスの影響でダウンしたが、そこから再び盛り返し、現在は自己最高額の90万ユーロ(約1.1億円)を記録している。先日には広島と2022シーズンの契約を更新したことが発表されており、同クラブでの更なる成長に期待がかかる。