セルティックで活躍を続ける日本代表FW古橋亨梧の評価上昇が止まらない。このまま順調にいけば、プレミアリーグのビッグクラブへ移籍することになるとも予想され始めている。

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　ヴィッセル神戸から今年夏にセルティックに加入して以来、順調にゴールを重ねてきた古橋。19日に行われたスコットランド・リーグカップ決勝のハイバーニアン戦でも見事な2ゴールを記録し、逆転勝利によるタイトル獲得の最大の立役者となった。

　過去にチェルシーやエバートンなどでも活躍した元スコットランド代表のパット・ネヴィン氏は、古橋は現在のスコットランドリーグで圧倒的にナンバーワンの選手であり、イングランドのビッグクラブでもプレーできる力があると評した。英『OTB』でのコメントを『スコティッシュ・サン』などが伝えている。

「今この瞬間、数多くのクラブが彼のことを見ているだろう。彼はリバプールやマンチェスター・シティにぴったりだと思う。絶対にうまくいくはずだ」とネヴィン氏は語っている。

　世界最高のセンターバックの一人と評価されるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクもセルティック出身だが、直接リバプールへ移籍したわけではなかった。「ファン・ダイクがサウサンプトンを経てリバプールへ行ったように、（古橋も）もう少し下のクラブへ行って段階を踏む必要はあるかもしれない」という見通しも示されている。

「古橋は、良いチームに入れればゴールを量産できるはずだ。長身である必要はない。エリア内外で良い動きができて、敏捷で賢い選手であればいい。古橋にはその全てがある」「今のスコットランドを見れば圧倒的に、多くのクラブが注目すべき選手だ」とネヴィン氏。古橋がこのままの調子を維持すれば、今後の移籍市場で実際に獲得を試みるクラブが出てきてもおかしくはないかもしれない。

【了】