100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で市場価値の高い Jリーガーは誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版を紹介する。※市場価値、成績は11月30日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
65位:不動の存在であり続けているが…
【写真:Getty Images】
DF:野上結貴(日本/サンフレッチェ広島)
生年月日:1991年4月20日(30歳)
市場価値:100万ユーロ(約1.2億円)
2021リーグ戦成績:37試合0得点1アシスト
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大学3年次、横浜FCの特別指定選手として登録された野上結貴は、同年にJ2リーグ戦3試合に出場した。卒業後に同クラブへ正式加入すると、開幕戦からスタメンに抜擢。1年目から累積警告で欠場した1試合を除き、リーグ戦41試合に出場した。加入後すぐにチームに欠かせない存在となると、翌年はリーグ戦41試合にフル出場。さらに、キャリア最多となる5得点を記録した。
以降も同クラブのDFを牽引した野上は、2016年7月にサンフレッチェ広島に移籍。J1クラブへ移籍を果たした。同シーズンのセカンドステージ第7節、名古屋グランパス戦でJ1デビューを果たすと、シーズン終盤には3試合連続でスタメン出場。翌シーズン主力に定着すると、2018シーズンには不動のセンターバックとして鉄壁を築き、2位フィニッシュに貢献した。
2016年にサンフレッチェ広島に移籍以降、野上の市場価値は急上昇。約2年間で約1.4億円上昇し、2019年には自己最高となる140万ユーロ(約1.7億円)を記録した。現在は100万ユーロ(約1.2億円)に下落しているが、今季もリーグ戦37試合に出場し、不動の存在であり続けている。