100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で市場価値の高い Jリーガーは誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版を紹介する。※市場価値、成績は11月30日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
60位:Jリーグ屈指の鉄壁
【写真:Getty Images】
DF:森重真人(元日本代表/FC東京)
生年月日:1987年5月21日(34歳)
市場価値:100万ユーロ(約1.2億円)
2021リーグ戦成績:35試合4得点3アシスト
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大分トリニータでプロキャリアをスタートした森重真人は、2年目の2007シーズン後半に正式にセンターバックにコンバートされると才能が開花。スタメンに定着すると、翌年にはリーグ最少失点の鉄壁を築き、クラブ史上初のナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)優勝に貢献した。
その後、2010年に移籍したFC東京ではJ2降格を味わったが、1年でのJ1復帰を決めた2011シーズンにクラブ史上初となる天皇杯優勝に貢献。センターバックとボランチの二役を務め、チームの要となったこのDFは、2013年に日本代表デビューを果たすと、Jリーグでは4シーズン連続でベストイレブンに選出された。
Jリーグトップクラスの実力を誇る森重は、4季連続でベストイレブンに選出された翌年に、自己最高となる200万ユーロ(約2.4億円)を記録した。しかし、その後もチームの要となる活躍を続けたが、市場価値は下落が続き、現在は100万ユーロ(約1.2億円)となっている。34歳を迎え、ベテランと呼ばれる域に入ったこのDFは、再び自身の評価を上げることが出来るだろうか。