横浜FCは15日、同クラブに所属する元日本代表FW三浦知良（カズ）に関して事実とは異なる発言があったとして、セルジオ越後氏に対する厳重抗議を行った。クラブ公式ウェブサイトに声明を掲載している。

【今シーズンのJリーグはDAZNで！
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】

　カズは2月に54歳の誕生日を迎えた2021シーズンも横浜FCで現役選手としてプレーを続行。J1では1試合の交代出場にとどまったが自身の保持するJリーグ最年長出場記録をさらに更新し、またYBCルヴァンカップでも3試合に出場していた。

　セルジオ越後氏は今月3日に、「【辛口激励！】カズよ、裸の王様になるな！」と題した動画を自身のYouTubeチャンネルに投稿。その中で「選手としてはもう無理」だと現役続行に批判的な見解を示すとともに、カズのCM出演による収入を横浜FCが財源として戦力アップに繋げていると主張していた。

　これに対し横浜FCは公式声明で、当該動画に「事実と著しく異なる内容」があったと非難。「三浦選手のCM出演等により収入を得たことはなく、当然その収入により戦力をアップさせた事実もありません」と述べている。

「このままでは虚偽の内容が拡散されることにより当クラブの名誉が著しく毀損されるものと考え、やむなく本リリースをさせていただくことといたしました」と横浜FCは説明。セルジオ越後氏のオフィシャルサイトおよびYouTube運営会社に対して配信内容が事実無根であるという厳重抗議を行ったことを明らかにしている。

【了】