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Jリーグ 3年前

J1ポジション別ベストプレーヤー5選(WG編)。日本最強スピードスターに衰え知らずの天才、今季覚醒の男も!

シリーズ:J1ポジション別ベストプレーヤー text by 編集部 photo by Getty Images

破壊力のあるドリブラー

マテウス
【写真:Getty Images】



マテウス(名古屋グランパス)
生年月日:1994年9月11日(27歳)
2021リーグ戦成績:37試合7得点2アシスト

 川崎フロンターレに次ぐ失点数の少なさを誇るなど、今季は堅守が光っていた名古屋グランパス。そんなチームにおいて「攻撃面」で存在感を示していたのが、ブラジル人のマテウスだ。マッシモ・フィッカデンティ監督の元、J1リーグでは37試合に出場。稲垣祥に次いでチーム2位となる7得点を叩き出した。

 スピード、そして身長167cmと小柄ながら水準以上のパワーも兼備。それらを駆使したドリブルの破壊力はJリーグ屈指と言っても過言ではなく、単独で攻撃を成り立たせてしまうこともあった。また、左足の精度も忘れてはならない特長で、今季はセットプレーのキッカーとしても非凡な力を誇示。さらに守備でもタフに戦うなど、あらゆる部分でチームに大きく貢献していた。

 ベストイレブン選出こそならなかったが、改めて他のクラブにその怖さを証明したマテウス。名古屋は来季、長谷川健太監督の元で新たなスタートを切るが、その中で再び同選手は輝けるのか。注目していきたい。

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