明治安田生命J1リーグは2021年の全日程を終了。今シーズンも手に汗握る戦いが多く繰り広げられた。そこで今回は、2021シーズンのJ1リーグで輝きを放った選手をポジションごとに5人ずつ紹介する。(※ポジションは登録されているものではなく、所属クラブでメインとなっていたもの)
35歳も衰えぬ能力
【写真:Getty Images】
家長昭博(川崎フロンターレ)
生年月日:1986年6月13日(35歳)
2021リーグ戦成績:37試合8得点4アシスト
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Jリーグ最優秀選手賞受賞の実績を持つレフティーのパフォーマンスは、今季も素晴らしいものがあった。右サイドの絶対的存在として、3月に行われた第6節、浦和レッズ戦を除く37試合に出場。8得点4アシストという成績を残し、川崎フロンターレのJ1リーグ連覇に貢献している。
卓越したテクニックと強靭なフィジカルを活かしたキープ力の高さはまだまだ健在で、ボールを受けて簡単に失うことはほぼなかったと言っていい。そうしてゲームをコントロールし、最後は高質な左足で決定的な仕事を果たすなど、攻撃のグレードを引き上げ続けていた。今季、川崎Fはリーグ2位となる81得点をマークしたが、家長昭博がいなければ、これだけの数字は残せていなかっただろう。
自身3度目となるベストイレブン選出を果たした家長も今年で35歳。サッカー界では大ベテランとなるが、衰えはまったく感じさせていない。今やJリーグの絶対的王者となった川崎Fにおいて、天才レフティーはまだまだ輝きを放っていくはずだ。