100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で市場価値の高い Jリーガーは誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版を紹介する。※市場価値は11月30日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
50位:ブラジル代表経験のあるアタッカー
【写真:Getty Images】
FW:レアンドロ(ブラジル/FC東京)
生年月日:1993年5月12日(28歳)
市場価格:110万ユーロ(約1.3億円)
2021リーグ戦成績:22試合7得点4アシスト
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2011年にグレミオでプロデビューを飾ったレアンドロは、2013年に当時セリエB(ブラジル2部)に所属していたパルメイラスでブレイク。同年4月には19歳の若さでブラジル代表に招集され、デビュー戦となったボリビア戦で代表初ゴールを記録している。
その後はサントス、コリチーバといったセリエA(ブラジル1部)に所属するクラブを渡り歩き、2017年シーズンに鹿島アントラーズに期限付き移籍で加入した。加入初年度からJ1で11ゴールと結果を残し、シーズン終了後に完全移籍で鹿島に加入している。しかし、翌2018年シーズンはケガに悩まされ、2019年シーズンもコンディション不良により満足のいく出場機会を得ることができなかった。
2020年に出場機会を求めてFC東京へ期限付き移籍を果たす。ディエゴ・オリヴェイラ、アダイウトンとのブラジル人トリオを形成し、同シーズンは27試合で9ゴール6アシストと完全復活を遂げた。完全移籍に移行した2021年シーズンは序盤戦こそ欠場が目立ったが、中盤戦以降はレギュラーとして多くの得点に関与した。
レアンドロの市場価値が最も高騰していたのはパルメイラスに所属していた2013年7月だ。ブラジル代表デビューを飾った直後ということもあり、150万ユーロ(約1.8億円)と評価されている。鹿島に加入してからは自身最高額に近い140万ユーロ(1.7億円)となっていたが、加入2年目と3年目の不調により一時は95万ユーロ(約1.1億円)まで大幅に下落。だが、FC東京に加入してからは再び良いパフォーマンスを披露しており、現在は110万ユーロ(約1.3億円)まで再浮上している。