42位:C大阪不動の存在
【写真:Getty Images】
DF:松田陸(日本/セレッソ大阪)
生年月日:1991年7月24日(30歳)
市場価格:120万ユーロ(約1.4億円)
2021リーグ戦成績:34試合1得点4アシスト
島根県の立正大淞南高校で全国高校サッカー選手権大会に出場し、大学時代にも高い評価を受けていた松田陸。しかし、プロの世界では苦しさを味わっている。2014年にFC東京に加入したが、強力なライバルたちを前に、なかなか出番を得ることができなかった。
それでも、2016年にセレッソ大阪へ移籍すると実力を発揮。1年目からレギュラーとして、リーグ戦全試合に出場する活躍を見せた。以降、松田はC大阪で不動の地位を築き、天皇杯やYBCルヴァンカップ優勝などに大きく貢献。今季も34試合に出場し、DFながら1得点4アシストを記録するなど、主力として1年を駆け抜けていた。
市場価値もC大阪加入と共にぐんぐん上昇しており、2019シーズン終了後には最高150万ユーロ(約1.8億円)に到達。その後、新型コロナウイルスによるパンデミックでサッカー界も大きな経済的ダメージを受けることになったが、2020年4月の時点で120万ユーロ(約1.4億円)と、松田の市場価値が大幅に下がることはなかった。そこから、30歳のDFは同金額を維持し続けている。