【写真:Getty Images】
サッカー界の年間最優秀ゴールに贈られる「FIFAプスカシュ賞」は、2021年度の候補となる11ゴールが発表されている。当然ながらスーパーゴールばかりとなるノミネートの中でも、リヤド・マフレズが見せたプレーはシュート以上に“変態トラップ”に注目が集まる。
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マンチェスター・シティでも主力として活躍を続けるマフレズだが、プスカシュ賞候補となったのはそのシティではなくアルジェリア代表で決めた得点。昨年11月に行われたアフリカ・ネーションズカップ予選、ジンバブエ代表戦でのプレーだ。
マフレズは自陣内の味方選手からのロングボールを敵陣内右寄りの位置で受けたが、そのトラップはちょっと信じられないようなスーパープレー。左後方からのハイボールの落ち際に対し、体の後方に小さく振り上げた左足のヒールで軽く合わせ、自分と相手DFの頭上を越える絶妙な位置へと落としてみせた。
トラップだけではプスカシュ賞にノミネートされることはないが、そこから一人でゴールにまで繋げたプレーも超一級品だ。並走したDFを2度の鋭い切り返しで完全に翻弄し、最後は落ち着いてゴールネットを揺らした。
国際サッカー連盟(UEFA)がYouTube公式アカウントで公開しているプスカシュ賞候補ゴール動画の中でも、現時点で最多の再生数を記録しているのがこのマフレズのゴール。他の素晴らしいゴールの数々を抑えて年間ベストゴール賞を勝ち取ることができるだろうか。