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完璧なパスワークから正確無比な右足シュート。板倉滉の移籍後初ゴールが素晴らしい!

text by 編集部 photo by Getty Images

板倉滉
【写真:Getty Images】



 ドイツ・ブンデスリーガ2部第17節のシャルケ対ニュルンベルク戦が現地時間10日に行われ、ホームのシャルケが4-1で勝利を収めた。シャルケの日本代表DF板倉滉は見事な形から移籍後初ゴールを挙げて勝利を決定づけた。

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 1年での1部復帰を目指すシャルケは9月から10月にかけて4連勝を飾るなどの好調で一時は上位に浮上していたが、直近5試合で3敗と再び低調。2位から8位まで3ポイント差という混戦の中、ニュルンベルク戦は昇格を争う直接のライバルとの重要な一戦となった。

 前半を1点リードで折り返したシャルケは後半開始直後に追いつかれたが、その後2点を奪って突き放す。勝利を濃厚として迎えた後半アディショナルタイムの94分、板倉にダメ押しのゴールが生まれた。

 最終ラインからエリア手前左まで上がってきた板倉は、左サイドの味方選手から受けたボールをゴール前へ繋ぐ。FWマルヴィン・ピーリンガーが落としたボールにダイレクトで合わせて右足を振り抜き、ゴール右隅への正確なシュートを突き刺した。全てがワンタッチによる美しい流れから生まれたゴールだった。

 これまでのキャリアを通してリーグ戦ではベガルタ仙台で3得点、フローニンゲンで1得点を全てヘディングで決めていた板倉だが、今回は足でのスーパーゴール。チームにとっても暫定3位浮上に繋がる大きな1勝となった。

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