【写真:Getty Images】
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージが終了し、リバプールは6戦全勝で首位通過を果たした。今大会で決めた17得点の中でも、一見目を疑うような軌道で決まったチアゴ・アルカンタラのゴールは大きな話題となった。
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ACミランとの初戦で決めたのは頼れるキャプテンだった。2-2で迎えた69分、リバプールはCKを得ると、相手のクリアボールに反応したジョーダン・ヘンダーソンがダイレクトで合わせる。右足から放たれたシュートは、ゴール左隅に決まった。
アトレティコ・マドリードとの第3節では、リードを2点に広げるゴールをナビ・ケイタが決めた。トレント・アレクサンダー=アーノルドのクロスは相手に弾かれたが、これがペナルティーエリアのわずかに外にいたケイタの下へ。浮き球を右足で合わせると、鋭いシュートはゴール右隅に決まっている。
2度あることは3度ある。第5節のポルト戦ではチアゴ・アルカンタラが先制ゴールを決める。アレックス・オックスレイド=チェンバレンのFKは跳ね返されたが、こぼれたボールをチアゴがエリア外から直接狙う。地を這うようなシュートは相手選手の股を抜けてから浮き上がり、ゴール右隅へと決まった。
リーグ戦でも絶好調のモハメド・サラーがCLでも7得点と量産しているが、3人のMFは重要な局面でゴールを決めている。こぼれ球をMFがミドルレンジから狙う形は、チームで決められた形なのだろうか。リバプールにはアレクサンダー=アーノルドやアンドリュー・ロバートソンというクロスの名手がいるだけに、決勝トーナメントでも大きな武器になるだろう。