【写真:Getty Images】
明治安田生命Jリーグは2021シーズンの全日程を消化した。明治大学から鹿島アントラーズに加入した大卒ルーキーの常本佳吾は4月以降、右サイドバックのレギュラーに定着。豊富な運動量と対人守備を武器に活躍したが、11月に決めたゴールは多くの人々の印象に残っているだろう。
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ゴールが生まれたのは11月3日に行われたJ1第34節のサンフレッチェ広島戦。早い時間に先制した鹿島は、28分にCKのチャンスを得る。ディエゴ・ピトゥカが蹴ったインスイングのボールは相手に跳ね返されたが、エリア外にいた常本が出足良くこれを拾った。足裏でトラップして思い切りよく右足を振り抜くと、ドライブ回転のかかったボールはゴール手前で鋭く落ちた。ブロックしようとジャンプした野上結貴、横っ飛びで弾き出そうとしたGK林卓人も届かないゴール右上の隅に決まった。
究極ともいえるスーパーゴールは、常本にとって今季2得点目となった。鹿島はその後に1点を返されたが、後半に2点を加えて勝利している。チームに欠かせない存在になりつつあった常本が、攻撃面で大きなインパクトを残した瞬間だった。