【写真:Getty Images】
アーセナルは現地時間6日に行われたプレミアリーグ第15節の試合でエバートンと対戦し、アウェイで1-2の敗戦を喫した。この試合で日本代表DF冨安健洋が顔面を踏まれるアクシデントがあり、相手選手に対して批判が殺到している。
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冨安は前半30分頃、ライン際でエバートンのDFベン・ゴッドフリーと交錯。ピッチ上に倒れ込んだ冨安の体の上でバランスを崩したゴッドフリーのスパイクが冨安の顔面に入る形となってしまった。
主審はこのプレーに対してカードを出さず、VARチェックも行われたがゴッドフリーはお咎めなし。試合は最終的にエバートンが後半終了間際のゴールで劇的逆転勝利を収めたが、レッドカードが出ていれば結果は変わっていた可能性もあるかもしれない。
英国メディアやSNS上のアーセナルファンなどからはゴッドフリーに対して数多くの批判的意見が殺到。退場になるべきだったという声も多く、警告すら受けなかったことに驚きの声が上がっている。
元イングランド代表DFのガリー・ネビル氏も、ゴッドフリーの踏みつけは意図的なものだったと英『スカイ』で主張。「明らかに故意だったと思う。事故のように見せようとしたが、プロフェッショナルとして言わせてもらえば100%故意だった」と語った。
だが一方で同氏は判定への理解も示した。「VARが事故だと判断した理由も分かる。明らかな間違いというわけではない。故意ではあったが、なぜレッドカードを受けなかったかも分かる」と続けている。
冨安は前節マンチェスター・ユナイテッド戦でも、DFハリー・マグワイアにエリア内で倒されたように見えた場面でPKが取られなかったとしてファンなどから不満の声が上がっていた。判定に恵まれなかったように見えるプレーが2試合続いた形だ。
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