【写真:Getty Images】
日本サッカー協会(JFA)は7日、来年1月に行われるキリンチャレンジカップ2022、ウズベキスタン代表に臨む日本代表メンバーを発表している。
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大迫勇也や長友佑都、Jリーグベストイレブンに輝いた山根視来や前田大然らが名を連ねる中、セレッソ大阪からは若き2人の守備職人が初招集を果たした。瀬古歩夢と西尾隆矢である。
昨シーズンにYBCルヴァンカップ・ニューヒーロー賞とベストヤングプレーヤー賞をダブル受賞した21歳の瀬古は、今夏の東京五輪(東京オリンピック)メンバーにも名を連ねた実力屈指のセンターバック。2021シーズンはJ1リーグで27試合に出場した。
身長183cmと特別大柄ではないもののフィジカル能力が非凡で、空中戦も決して苦にしていない。何より最大のストロングポイントは足元の技術力で、利き足の右足だけでなく左足でも高質なボールを蹴ることができる。そのため、左右どちらに置かれても問題なくプレー可能。実にハイスペックなCBだ。
もう一人のCB西尾は瀬古より一つ下の20歳。昨年C大阪のトップチームに昇格し、今季より主力に定着した。リーグ戦成績は31試合2得点となっている。
西尾の身長は瀬古よりもさらに低い180cmだが、とにかくタフで、フィジカル能力の高さはJリーグ屈指と言っても過言ではないだろう。レアンドロ・ダミアンやディエゴ・オリヴェイラという屈強な外国人選手にも決して引けを取らない。それでいて一定以上のスピードも兼備。瀬古ほどではないが足元の技術もしっかりしていて、ミドルパスなどを恐れずに繰り出せる。
瀬古、西尾ともに非常に若いため安定感という意味ではまだまだ伸ばしていく必要があるが、日本代表の未来を担えるだけの人材であることは確か。今回のウズベキスタン代表戦でアピールの機会は訪れるだろうか。
【了】