【写真:Getty Images】
来年1月21日に開催されるキリンチャレンジカップ2022のウズベキスタン代表戦に向けた日本代表メンバーが7日に発表された。4人の選手が代表初招集を受けており、その中の一人となったのが北海道コンサドーレ札幌のFW小柏剛だ。
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現在23歳の小柏は明治大学在学中の昨季、札幌の特別指定選手としてJリーグデビュー。今季から正式に入団すると、ルーキーながらも主力としてチームに欠かせない存在となった。
今季J1では30試合に出場してチーム2位タイの7得点を記録。序盤戦でゴールを量産したアンデルソン・ロペスの退団後は最大の得点源となり、8月には3試合連続ゴール、ラスト2節では2試合連続ゴールを記録してシーズンを締めくくった。
身長167cmと小柄ではあるが俊敏性に優れ、リーグ屈指のスピードを誇る。そのスピードを存分に活用する積極姿勢も大きな魅力であり、自らシュートに持ち込むだけでなくチャンスメイクやディフェンス面にも力を発揮することができる。
最近では、11月27日に行われたJ1第37節の柏レイソル戦でその持ち味を最大限に生かしたゴールを記録。チャナティップからのロングフィードに反応して前線へ飛び出すと、相手DFの後方からスタートしながらも驚異的な加速で追い抜いてしまい、GKの目の前で触ってゴールへ流し込んだ。
今季の7得点中3点が決勝ゴールとなり、小柏がゴールを決めた試合で札幌は6勝1分けの無敗。チームの結果に繋がるゴールを決められる勝負強さも示してきた。前田大然や古橋亨梧、伊東純也などスピードに優れる選手も多い日本代表攻撃陣の中で生き残っていくことができるだろうか。
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