日本サッカー協会(JFA)は7日、来年行われるキリンチャレンジカップ2022、ウズベキスタン代表戦に向けた日本代表メンバーを発表する。この試合は国際Aマッチデー期間外の開催となるため、欧州組は招集されず。すでにシーズンオフを迎えた国内組のみで臨むことになる。そこで今回は、日本代表に推薦したい5人のJリーガーを紹介する。
国内屈指のボックス・トゥ・ボックス
【写真:Getty Images】
MF:稲垣祥(いながき・しょう)
生年月日:1991年12月25日(29歳)
所属クラブ:名古屋グランパス
2021リーグ戦成績:38試合8得点2アシスト
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Jリーグで着実にレベルアップしてきたのが稲垣祥だ。日本体育大学卒業後にヴァンフォーレ甲府に加入すると、2年目でレギュラーに完全定着し評価を高めることに。そして2017年にはサンフレッチェ広島へ移籍しており、ここでも2年目から不動の存在となって活躍した。
そんな稲垣の勢いは2020年に加入した名古屋グランパスでさらに加速。1年目から公式戦全試合出場という鉄人ぶりを発揮した。そして、2021シーズンも稲垣はフル稼働。YBCルヴァンカップでは5試合で4得点1アシストという成績をマークしてチームを優勝へと導いており、大会MVPに選出されることになった。
無尽蔵のスタミナを備えており、幅広いエリアでプレーに関与することが可能。フィジカルコンタクトでも簡単に負けることがなく、ボール奪取の上手さも非凡だ。また、忘れてはならないのがFW顔負けの得点力。ボランチが主戦場ながら大事な場面でしっかりと決定的な仕事を果たせるのは、稲垣の大きな魅力ポイントと言っていいだろう。その能力は日本代表でも武器になるはずで、今年3月以来となる招集に期待したいところだ。