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鹿島アントラーズ、相馬直樹監督が今季限りで退任「全ての方々に感謝いたします」

text by 編集部

鹿島アントラーズ
鹿島アントラーズ



 J1の鹿島アントラーズは5日、トップチームを率いていた相馬直樹監督が契約満了に伴い今季限りで退任することを発表した。

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 相馬監督は昨年1月に鹿島のトップチームコーチに就任。今年4月に解任されたザーゴ前監督の後任として監督に就任していた。

「良い時も苦しい時も一緒に戦ってくれたファン・サポーターの皆様、パートナーの皆様、地域の皆様、選手、スタッフ、クラブ関係者、そして鹿島アントラーズに関わる全ての方々に感謝いたします。今シーズン届かなかったタイトルを、来年以降、手にしてくれることを心より願っております」と相馬監督はクラブを通してコメントしている。

 現役時代に鹿島や日本代表の左SBとして活躍した相馬氏は引退後にFC町田ゼルビアで指導者キャリアをスタート。川崎フロンターレ監督を経て2014年に再び町田の監督に就任し、6シーズンにわたって指揮を執った。

 今季はJ1で第9節までを終えて15位と低迷していた鹿島の指揮を引き継いだ。就任から6試合で5勝1分けを記録するなどチームを立て直し、一時はACL出場圏の3位にまで浮上。最終的に4位でフィニッシュしたが、天皇杯の他チームの結果次第で来季ACL出場権を獲得できる可能性を残している。

 相馬監督とともに、トップチームコーチの奥野僚右氏とパシェコ氏、テクニカルスタッフのウェリントン氏も契約満了により今季限りで退任することが発表された。

【了】

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