【写真:Getty Images】
明治安田生命J3リーグ第30節の試合が5日に各地で行われた。最終節となる今節を終えた結果、ロアッソ熊本が優勝とJ2昇格、いわてグルージャ盛岡がJ2昇格を決定させた。
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前節を終えた時点でテゲバジャーロ宮崎が暫定首位浮上を果たしたが、その宮崎は最終節が試合なし。2位の岩手と3位の熊本が優勝およびJ2昇格の可能性を残して最終節を迎えていた。
J2ライセンスを持たない宮崎が昇格圏の2位以内でシーズンを終えた場合、J2との入れ替えは1チームのみとなる。1時間早く行われたJ2最終節を終えて19位となったSC相模原の運命も、J3上位の結果に委ねられる状況となった。
岩手はアウェイでアスルクラロ沼津と、熊本はホームでFC岐阜と対戦。両試合ともに前半はスコアレスで折り返した。
後半に入り試合は動き出し、まずは岩手が60分にFKのこぼれ球から牟田雄祐のゴールで先制。だが5分後には高橋潤哉に同点ゴールを許してしまう。一方の熊本は65分、交代出場の坂本亘基がエリア手前左から鮮やかな右足ミドルを突き刺して先制する。
熊本は82分に髙橋利樹が決定的な2点目を奪い、2-0で勝利。岩手は1-1のままドローに終わった。この結果、熊本が3位からの逆転で優勝と4年ぶりのJ2復帰を決定。岩手は勝ち点で並んだ宮崎を得失点差で上回って2位となり、優勝は逃したが初のJ2昇格を決めた。宮崎が3位に後退して2チームが昇格を決めたことで、相模原は来季J3に降格する結果となった。
【了】