【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ第38節の試合が4日に各地で行われた。今節の結果により、川崎フロンターレのFWレアンドロ・ダミアンと横浜F・マリノスのFW前田大然がともに得点王に輝いた。
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最終節で1位と2位の直接対決となったが、川崎Fの優勝と横浜FMの2位はすでに確定済み。最大の注目ポイントは、ともに22ゴールで並ぶダミアンと前田の得点王争いとなった。
前半を両チーム無得点で折り返したあと、67分にはダミアンのゴールで川崎Fが先制。右サイドに持ち込んだ家長昭博からのクロスに合わせてヘディングで叩きつけた。この時点で、先に23点目を挙げたダミアンが前田を一歩リードする。
だがそのわずか7分後には前田にもゴールが生まれる。横浜FMが敵陣中央で獲得したFKから左サイドへ展開し、エウベルからレオ・セアラへの低いクロスがゴール前にこぼれたところを前田が左足で蹴り込んだ。
試合はそのまま1-1のドローで終了。ダミアンと前田はともに23ゴールでシーズンを終え得点王を分け合う結果となった。両選手ともに初のJ1得点王となる。
2選手が同点で得点王となるのはJ1史上5回目。横浜FMからの得点王は仲川輝人とマルコス・ジュニオールが同点得点王となった2019年以来2年ぶり、川崎Fからの得点王は2017年の小林悠以来4年ぶりとなった。
【了】